iPhone用13本とAndroid用11本の「VPNアプリ」を削除せよ 日本語名でも存在し危険
スマートフォン利用者が直面する脅威の中でも、VPN(Virtual Private Network)アプリは特に異質な存在。
端末をより安全にするはずのアプリが、実際には利用者自身、端末、そしてデータを危険にさらしている。
■中国資本であることを隠し、グレーゾーンで運営 この危険アプリの背後にも中国系事業者が存在する。
今年初め、複数のVPNがユーザーデータを密かに中国へ送信していたとの警告を4月に報じた。
この警告はTech Transparency Project(TTP)によるもので、「数百万人の米国人が知らぬ間にインターネット通信を中国企業──そ
の中には中国人民解放軍と関係する企業や米国から制裁を受けた企業も含まれる──に送っている」と指摘した。
問題のVPNは、中国資本であることを隠したまま、アップルの『App Store』とグーグルの『Google Play ストア』双方で公開されてお
り、グレーゾーンで運営されている。
このことはアプリ審査が十分機能しているのかに疑問を投げかけた。
■削除を推奨するVPNアプリの一覧
ここで掲載しているVPNアプリは、モバイルアプリのランキングサイトAppMagicがまとまた、2024年に米国で最もダウンロードされ
た無料VPNアプリのトップ100を基に調査している(訳注:ランキングの順位は2025年5月8日現在のもの。日本語によるアプリ名や概
要説明の情報は2025年6月26日現在)。
ランキングの順位に従ってリストアップしており、上にあるアプリほど多くの人が目にしやすいはずだ。またアプリ名や概要説明などが
日本語で掲載されているアプリがあるため、もしインストールしている場合は削除することをお勧めする。
■アップル『App Store』
・X‑VPN ‑ Super VPN & Best Proxy
・Ostrich VPN ‑ Proxy Master
・VPN Proxy Master ‑ Super VPN(日本語による概要説明掲載)
・Turbo VPN: 無制限セキュリティのインターネット接続(英語名:Turbo VPN Private Browser)
・VPNIFY ‑ Unlimited VPN ・VPN Proxy OvpnSpider
・Wirevpn-無制限の高速でなVPN(英語名:WireVPN ‑ Fast VPN & Proxy)
・Now VPN ‑ Best VPN Proxy
・Speedy Quark VPN ‑ VPN Proxy(日本語による概要説明掲載)
・Best VPN Proxy AppVPN
・HulaVPN ‑ Best Fast Secure VPN
・Wirevpn -安全で高速なVPN(英語名:Wirevpn ‑ Secure & Fast VPN)
・Pearl VPN
■グーグル『Google Play ストア』
・Turbo VPNプロバイダー安全wifiプロキシー(英語名:Turbo VPN ‑ Secure VPN Proxy)
・VPN Proxy Master - 安全で高速なVPN(英語名:VPN Proxy Master ‑ Safer Vpn)
・X‑VPN ‑ Private Browser VPN(日本語による概要説明掲載)
・Speedy Quark VPN - 高速&安全なサーバー(英語名:Speedy Quark VPN ‑ VPN Master)
・vpnify ‑ Unlimited VPN Proxy(日本語による概要説明掲載)
・Ostrich VPN ‑ Proxy Unlimited(日本語による概要説明掲載)
・Snap VPN-スマホVPN
・Wifi安全接続プロキシ(英語名:Snap VPN: Super Fast VPN Proxy)
・Signal Secure VPN ‑ Robot VPN(日本語による概要説明掲載)
・VPN Proxy OvpnSpider(日本語による概要説明掲載)
・HulaVPN ‑ Fast Secure VPN(日本語による概要説明掲載)
・VPN Proxy AppVPN(日本語による概要説明掲載)
■さまざまなリスクと信頼できるVPN これらのアプリがすべて利用者データを傍受・監視していると断定されたわけではないが、その
リスクは否定できない。
今回の警告は、VPNという仕組みの特性、開発者の地理的拠点、中国の国家安全法の存在、
そしてNordVPN、ExpressVPN、Proton VPNをはじめ信頼できる大手VPNを利用すべきという一般的な助言から導かれるものだ。
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